Amazonのプライムミュージックで更にアマゾンに囲い込まれる。

本日(11/19)アマゾンジャパンが、Amazonで購入した商品を最短1時間以内で配送するサービス「プライム・ナウ」を開始しました。

このサービスはアマゾン・プライムの会員向けサービスですが、今年、2015年にアマゾン・プライム会員向けのサービスが立て続けに開始になっています。

  • Amazonプライム・ビデオ 9月24日開始
  • Prime Music 11月18日開始
  • プライム・ナウ 11月19日開始

上記のアマゾン・プライム会員向けサービスのうち、
音楽配信サービスである「プライム・ミュージック」を使ってみました。

このサービスはかなりオススメという直感です。

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Prime Music(プライム・ミュージック)とは?

定額の音楽配信サービスでいうと、大手ではアップルミュージックやグーグルプレイミュージックが先行してます。
いずれも月額約千円程度で、配信曲数は3千万曲以上と大規模です。

今回紹介するプライム・ミュージックは、アマゾン・プライムの会員であれば無料で使え、配信曲数は約100万曲からのスタートです。

プライムミュージックが追加料金無しで聴けるアマゾンプライム

アマゾン・プライムは年会費3,900円で以下の特典が無料で付いてきます。

  • お急ぎ便やお届け日時指定便を追加料金なしで利用出来る。
  • Kindleオーナー ライブラリーで1ヶ月に1冊対象のKindle本が無料で読める。
  • プライム・ビデオで映画やテレビドラマが見放題
  • プライム・ミュージックで音楽が聴き放題

これだけの特典が年会費3,900円、月当り325円で享受できます。

更に、11月19日より一部地域(東京都の世田谷、目黒、大田、品川、渋谷、港、杉並、新宿の8区)で始めた始まった「プライム・ナウ」は、1回890円の配送料がかかりますが注文から1時間以内での配送サービスです。

アマゾンのまさに会員囲い込み施策です。

アマゾン・プライム自体は2007年からサービスを開始しており、開始当時はお急ぎ便が無料の特典だけでしたが、本や生活用品をほとんどアマゾンで購入していた私にはとても魅力的な特典で、すぐ会員になり今も継続中です。

アマゾンは動画配信のプライム・ビデオに関して、2014年には動画コンテンツに13億円の投資をしています。

今回のプライム・ミュージックでも音楽の著作権等に関する相当の費用が発生していると思います。

アマゾン・プライムの年会費3,900円(月当325円)だけでは採算は合いませんが、アマゾンへのアクセス・滞在時間を延ばし、購買へとつなげることが目的です。

アマゾンがプライム会員には無料で提供するこのプライム・ミュージックが魅力的なものかどうか、更にアマゾンに囲い込まれるものかどうか、利用してみました。

Amazon Prime Music

Prime Music(プライム・ミュージック)を早速使ってみる。

iPad Air2でのプライム・ミュージックを実際に使ってみました。
iPhoneでも使い勝手は変わりません。

Amazon Musicアプリをダウンロード

App StoreからAmazon Musicを検索し、ダウンロード。「amazon」で検索すれば出てきます。
prime music

Amazonのメールアドレス、パスワードを入力してログイン。
prime music

「Prime Musicへ」
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「プレイリスト」をチェック!

アマゾンのデジタルミユージック部門の総括であるスティーブ・ブーム氏によると、
プライム・ミュージックでは「曲との出会い」のために「プレイリスト」に力を入れているそうです。
専門のミュージックエディターがプレイリストを増やしており、アメリカ版では約1,000を超えるプレイリストがあるそうです。
日本版では260個のプレイリストがありました。(2015年11月)
prime music

さすがに260ものプレイリストなので、例えば以下の切り口で様々なプレイリストが揃っています。

  • J−POP・ロック・ジャズ・ヒップホップ・クラシック・ケルト音楽・ハワイアン・アニメソング等の音楽ジャンル毎
  • GReeN・AKB48・レディーガガ・ポールマッカートニー等のアーティスト毎
  • ドライブ・バスタイム・ウェイトトレーニング・どん底に落ち込みたい人向け・家事がはかどる等の生活シーン毎

などなど、プレイリストを見ているだけで色々と聞いてみたくなります。
これがプライム会員であれば無料で聴き放題というのはお得感があり、私の生活のあらゆる面でアマゾンがますますポータル化していきそうです。

プレイリストのまずは「ロックヒッツ」をチェック!

この1つのプレイリストだけで、50曲・3.4時間のボリュームです。
実際の曲リスト一部は以下の画面です。

ロックヒッツ

この画面だけでも、Queenから始まり、T.REX、The velvet Underground、ザ・フーなど私好みのアーティストが並び期待が持てます。
私が好きなアーティスト以外にも聞いたことのないものをあり、まさに曲との出会いが実現しそうな予感です。

他のプレイリストも試しに聞いてみた。

普段ヒップホップは聞かないのですが、よくボクサーがジムでヒップホップを聞きながらリズムに乗って練習しているのを見て興味はありました。
CDを購入するまでには至らなかったのですが、以下のプレイリストがその件にバッチリ合いそうです。
ヒップホップ
この記事もMacbookAirにてプレイリストをかけながら書いています。
PCの場合はアプリは不要でアマゾンのプライムミュージックのページで聴くことができます。

 

他にもジャズ一つとってみても、こんなプレイリストや

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こんなプレイリストが。
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今はこのブルートゥーススピーカーを持ち運んで、リビング、寝室、風呂場等家中でプライムミュージックを楽しんでます。
[clink url=”https://ukulelelife.jp/jbl-flip3/”]

アマゾン・プライムは、Amzonを通じた物品の購入を促す囲い込みとして、動画・音楽・kindle本の無料配信を付加価値として提供しており、動画・音楽配信等だけで採算をとるものではおそらくありません。

そのため年間3,900円(月額325円相当)でこれだけの特典を受けられるアマゾン・プライムはある意味お得感はかなりあり、Amazonで商品を買う方は当然ですが、買わない方もその恩恵を受けれるサービスです。

 

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