先日、いつも見ている朝日放送のビーバップ!ハイヒールで
”たったひと言で大逆転!お金を生み出すキャッチコピー”
というテーマが取り上げられてました。
キャッチコピーの力で商品の売り上げを伸ばした事例がドラマ仕立てで紹介されていて、
例えば、「芸能人は歯が命」のコピーで一躍有名となったアパガードの事例などなど。
川上徹也さんというコピーライターがゲストだったのですが、本番組はこの人の著書を元に構成されていたようでした。
その本が『1行バカ売れ』です。
ブログタイトルや仕事のプレゼンなどに役立てれば良いと思いKindleで読みました。
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私が印象に残っている最近のキャッチコピー
皆さんはキャッチコピーで印象深いものはありますか?
生活の中でキャッチコピーは溢れてるはずですが、私はこうして思い出そうとするとあまり出てこないものです。
私は以下2つのコピーが浮かびました。
タバコは、農業だ。
このキャッチコピーは、アメリカンスピリットというタバコのものです。
緑や土とともに、泥のついた両手のひらにタバコをのせた写真にこのコピーが入ったポスター等を思い出します。
タバコに対して、あたかも無農薬で育てた有機野菜のように大地の恵み、自然、健康といったものを想起させますね。
アメリカンスピリットが無添加のタバコで、タバコの葉も有機栽培で育てられてることからこうした広告になっています。
タバコの広告といえば俳優などを起用して、なんとなくかっこいい等の雰囲気を作っていましたが、このアメスピはこれまでのタバコのアピールとは違ったアプローチでした。
ちなみにですが、このアメリカンスピリットの日本での販売好調を受けてか、JTはアメリカのたばこ大手のレイノルズ・アメリカンから、アメリカンスピリットの日本やドイツ等の米国以外での事業を約6000億円で買収するようです。
まだ東京で消耗してるの?
ブログを始める前に色々と読んだ本の中で参考になった本があります。
武器としての書く技術
この本の著者が有名なブロガーであるイケダハヤトさんですが、私はそのことを知らずに本を購入し読みました。
イケダハヤトさんのブログタイトルが「まだ東京で消耗してるの?」です。
イケダさんは現在、高知に移住して快適な暮らしを手に入れたようです。
私は東京暮らしではないですが、東京と消耗、という言葉が象徴するイメージが、受け取り側に様々な問いかけ、考えを想起させるコピーです。
まだ●●で消耗してるの?
「東京」を他の言葉で置き換えても様々なコピーとなります。
まだサラリーマンで消耗てるの?
まだ通勤で消耗してるの?
まだお金で消耗してるの?
こうした問いかけ型のキャッチコピーも印象に残りますね。
このように巷にあふれるキャッチコピーの中で自分が気になったものが何故そうなのかを考えてみるのもブログタイトルを考える勉強になります。
タイトル、キャッチコピーの大原則とは?
諸説はあるようですが、現在の私達が1日に受け取る情報量は、江戸時代の人達の一生分とも言われるようです。
そうした大量の情報のなか、伝えたい情報がスルーされないようにするためにキャッチコピーが重要です。
情報の受け手に「自分と関係がある」と思ってもらう、ということがシンプルだけどキャッチコピーの大原則であると著書は述べます。
相手がいかに自分ごととして受け止めるか、そのために何を言うか、どう伝えるか、といったポイントが具体的なキャッチコピーの成功事例を挙げられながら本書では紹介されています。
あとは伝える相手を万人向けにするのか、特定のニッチな層を選択するのかといったマーケティングなのでしょう。
ブログのタイトルや仕事における社内外へのプレゼンにおいても、こうしたキャッチコピーについて学ぶことは役立ちます。
この記事のタイトルも普段であれば、
「1行バカ売れを読んで考えた」
にするところですが、今回は
「ブログタイトル・仕事で使える!キャッチコピーの大原則とは?」
としてみました。
Kindle版あります。
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公募ガイドにキャッチコピーや標語等の公募が26件程あります。(2015年11月14日時点)
「全国生活習慣病予防月間2016」スローガン募集、賞金5万円!など。
キャチコピーのトレーニングとして応募してみようかな。