通勤用のリュックを色々と探した結果、アークテリクスというブランドのグランヴィル16というリュックを購入しました。
購入のきっかけとしては、これまで気に入って利用していたTUMIのトート型リュック(Jarvis)の重量が気になってきたことです。
TUMIのカバンやリュックに総じてですが、バリスティックナイロン製で非常に堅固な作りでデザイン性も良いのですが、リュック本体の重量が約1.6kgもあり、パソコンやiPadなどを入れるとその重さはかなり負担でした。
購入した当初は通勤時にPCやiPadをほとんど持ち運んでおらず、快適に徒歩通勤をしてましたが、機器類を入れた際の総重量がこたえてきました。
そこで今回、軽量なリュックを色々と探した結果、グランヴィル16を購入しました。
実際に使ってみた結果としても購入して良かったので、おすすめポイントや人によっては気になるかもしれないポイント等含めて紹介します。
以下の過去記事では快適に通勤に利用していたのですが、体力の衰えからか重量が気になってきました。
TUMIのトート型リュックでウォーキングでの通勤を更に快適に。目次
リュック選びの基準と『グランヴィル16』の評価
私がリュックを選ぶでの基準としたのは主に以下の項目となります。
- 軽量さ 出来れば1kgを切る軽量さ
- デザイン 通勤・オフでも両方使えるシンプルなカッコ良いデザイン
- 収納力 1〜2泊の旅行くらいなら対応できる収納力
グランヴィル16の重量は約760g。
1kgを大幅に切り、TUMIのリュックの半分以下とかなりの軽量です。
iPad pro11inc(468g)や通勤時の諸々の荷物を入れてもTUMIのリュックよりも軽く、負担を大きく軽減することができました。
この軽量さはグランヴィル16の大きなメリットです。
デザインの良さもグランヴィル16の大きなポイントです。
外出しのポケットは一切なく、楕円型のすっきりしたフォルムです。
背面のアークテリクスのワンポイントロゴもシンプルながら良いアクセントとなっています。
アークテリクスの他のリュックには始祖鳥のロゴに加え、アークテリクスの英文字が入っているのですが、グランヴィル16の文字も排したスッキリとしたデザインもまた良いです。
スーツにも合いそうな、アウトドアブランド色が出ていないデザインです。
名前に入っている16の通り、グランヴィル16の容量は16Lとなります。
相対的に大きなリュックではありませんが、通勤や1〜2泊の旅行においても適度な容量だと思います。あまり容量が大きくても見た目も大きくなってしまうので、容量と見た目のバランスが取れたリュックです。
TUMIのリュックには両サイドに折り畳み側やペットボトルが差し込めるサイドポケットがありましたが、私の利用頻度は高く無いので問題ありません。
サイドポケットが無い分、スッキリとしたデザインとなってます。
収納スペースとしては主に3スペースとなります。
メイン収納部、サブ収納部、小物収納部といった感じでこちらもシンプルな収納数です。
特にリュック上部の小物収納部は底が浅く作られており、例えば社員証、鍵、Airpodなどの日々リュックを漁らずにスムーズに出し入れしたい小物の収納に適しており、こちらの収納が購入の大きなポイントにもなりました。
メイン収納部内には、リュック下部からの衝撃を軽減するよう、上底となっているPC収納スペースも備わっており、通勤用リュックとしての機能要件もしっかりあります。
サブ収納部はリュック横に開閉ファスナーがあり、リュックを前面にヒョイっと回して片方の肩紐をかけたまま荷物が取り出せる作りとなってます。
グランヴィル16への実際の収納物
通勤時等、常時リュックに入れている荷物はそれほど多くはありません。
大体以下の物を入れています。
これだけだとまだ十分に余裕があります。
<メイン収納部>
- iPad Pro 11インチ
- A5ノート
- 買い物袋( DEAN & DELUCA)
<サブ収納部>
- メッシュポーチ1(各種ケーブル・モバイルバッテリー)
- メッシュポーチ2(マスク予備、替え芯、スティックのり、その他小物)
- 筆入れ
- 長財布(現金が必要な場合)
<小物収納部>
- キーケース
- 小銭入れ
- Air pods
- 社員証(写真には含めてません)
上記の通勤・通常時の荷物に加えて、更にどのくらいの荷物が入るかを1〜2泊の外出を想定して試してみました。
夏場仕様ですが。
以下の荷物は全てメイン収納部へ入れました。
- Tシャツ 2枚
- パンツ 2枚
- 靴下 2足
- MacbookPro 16インチ
- 折り畳み傘
通勤等に常時入れている荷物に、更に加えて一泊程度の上記荷物も十分入り、まだ上部に若干の余裕はある感じです。
MacbookPro16インチの重さが2kgあるのでかなり重たくなり、また内容物で膨らみましたが、容量的にはしっかり対応できました。
ただ、加えてズボンを入れるのはギリギリの感じです。
短パンくらいなら丸めて入れれそうです。
もう少し余裕が必要なら、同じアークテリクスのマンティス26あたりも視野に入りそうです。
ただ、通勤等の普段使いではこのグランヴィル16は適度な大きさであり、1〜2泊程度で更に追加で荷物を入れれる余裕は十分ありました。
グランヴィル16の更なる機能性
グランヴィル16には更に以下の機能が備わっています。
- 高い防水性能(防水素材、止水ファスナー)
- 夜間の視認性アップ(ロゴの夜間反射、テールランプフック)
グランヴィル16の素材には、AC²テクノロジーという技術が使われており、高い防水性能と耐久性があるようです。
確かに水を弾き、汚れなども水拭きでさっときれいになります。
またファスナーについても独自のラミネート加工が施された止水ファスナーが採用されており、雨水の侵入を防ぐ作りとなっています。
私は自転車通勤もするので、急な雨に見舞われた際にiPadやPCを雨水から防ぐことが出来るのはグッドポイントです。
歩行・自転車の際に、相手側からの視認性を高められる機能となります。
グランヴィル16の正面上部にはアークテリクスのロゴがありますが、このロゴは夜間に反射板として機能します。暗いところで光を当てると銀色に反射されます。
また、正面下部には小さなフックが付いており、こちらに自転車等で使用するフックタイプのテールランプを引っ掛けて取り付けることができます。
夜間、暗いところを歩く時や、自転車通勤で車道沿いを走る際には相手からの視認性が高まることで事故の発生リスクを低下出来るので、この機能もグランヴィル16のグッドポイントです。
私はAmazonでCATS EYEの小型テールランプを購入し、必要に応じて取り付けます。
人によっては気になるかもしれないポイント
グランヴィル16のグッドポイントを紹介してきましたが、人によっては気になるかもしれないポイントもありますので紹介します。
- 自立しない
- ファスナーが硬い
- サイドポケットが無い
- スーツケースへのジョイント不可
- 比較的に値段は高め
グランヴィル16は単体では自立しません。
そのため、荷物の出し入れをリュックを立てた状態で行いたい方や、立てた状態で置いておきたい方には一つの考慮ポイントとなります。
私もたまに立てた状態で出し入れをしたい時はあったりしますが、それが特にバッドポイントとまでにはなってません。むしろスタイリッシュなデザインに満足しています。
使用されているラミネート加工が施された止水ファスナーであるためか、ファスナーの開閉は若干硬めです。
ファスナーのスムースさにこだわる方には考慮ポイントかと思いますが、止水ファスナーという機能の上でのことであり、私は特にバッドポイントとはなっていません。
折り畳み傘やペットボトルを差し込めるサイドポケットはありません。
私はハイキングや登山用途であればサイドポケットはあった方が良いですが、通勤等ではあまり利用する機会も無いですしバッドポイントにはなっていません。
サイドポケットが無い代わりにグランヴィル16のスタイリッシュさが実現されています。
ビジネス用途のリュックであれば大概、スーツケースのハンドルに差し込んで固定できる機能がありますが、こちらはありません。
出張が多く、スーツケースに固定する機会が多いという方以外には特段のバッドポイントとはなりませんが、考慮ポイントの一つかもしれません。
グランヴィル16は税込で28,600円です。
リュックは余程のことがない限り直ぐに壊れてしまう物でもなく、安くて良いリュックは沢山あります。
無印良品のリュックは約4,000円程度でデザインもシンプル、軽量で普段使いには十分なものでした。
消耗品と割り切って安くて良い品質の物を使うのも良いですし、私のようにグランヴィル16のスタイリッシュさや機能性に魅力を感じて購入するのも良いと思います。
グランヴィル16はデザインや機能と価格のバランスが取れた良いリュックだと思っています。
その他検討リュック候補について
グランヴィル16に辿り着くまで色々とリュック探しの旅をしました。
以下が最終的に迷った検討候補のリュックでどれを買っても満足できる物だと思っています。
- ミレー :EXP 20+
- ace.GENE:ガジェタブルWR 55542
- アークテリクス:マンティス26
ミレーのEXP20+は通常時は20Lの容量ですが、外周の拡張ファスナーを開けることにより+8L分の容量が拡張されます。
また、両サイドにサイドポケットが付いているのですが、こちらも使用しない時にはファスナーで閉じて外に張り出さない作りとなっています。
まさにデザインと機能性を両立したリュックです。
ace.GENEのガジェタブルWRはロゴ等の表示も無く、非常にシンプルで薄型の作りとなっています。
見た目的にはこの中で一番ビジネスユース的な作りとなっていますが、シンプルデザインでオンオフともに活用できるリュックとなります。
収納も実用的でとても凝った作りとなっています。
アークテリクスのマンティス26もデザインが良く、かつ収納力も十分なリュックでグランヴィル16と最後までどちらにしようか迷ったリュックです。
最終的にはよりシンプルで容量が抑えられたグランヴィル16を選びましたが、マンティス26も間違いなさそうなリュックですね。
(以下画像はAmazonへのリンクとなっています)
リュックに入れている小物の紹介
最後にリュック内の荷物整理等に使い、買って良かった小物を紹介します。
スーパー等での買い物用、また持ち帰り荷物等の予備バッグとして購入しました。
常にリュックに入れています。
軽くてコンパクトに畳め、シンプルなデザインのショッピングバッグです。
持ち手が長いため肩にもかけることができ、買い物などでとても重宝しています。
リュックに入れる携帯バッテリーや各種ケーブルの収納に使っています。
リュック内の小物を整理するために色々とポーチ類を探しました。
無印良品の吊り下げできるポーチ等も検討しましたが、嵩張らず軽量なメッシュタイプのこのポーチにしました。
ポケットが二つあり、一方に携帯バッテリー、もう片方にケーブル類を収納しています。
質感も良く、値段も400円もしないのでリュック内の小物整理には非常におすすすめのポーチです。
また、ケーブル類はそのまま入れると直ぐに絡まってしまうので、全てのケーブルにケーブルバンドをつけて収納しています。
グランヴィル16は楽天の出品会社から購入(偽物に注意)
この記事を書いている2021年8月時点で、Amazonにもグランヴィル16の出品はあるのですが、出品価格が約8万円ととても買える値段では無いです。
アークテリクスのオンラインショップでも在庫無しの状況です。
ただ、楽天には取り扱っている会社もあり、私は楽天にて一定の評価数・評価がある出品会社から購入しました。(ゴルフマートキング という出品会社より購入)
アークテリクスの商品は人気のため、偽物も出回っているようなので、変に安い物やレビューが殆どない会社の出品物は避け、出品会社のレビューを確認して安心できそうなところから購入した方が良いかもしれません。
グランヴィル16の購入にあたり、Youtubeの商品レビュー動画に大分と背中を押されました。
実際の収納スペースやデザイン、背負った感じ等はレビュー動画がとても参考になりました。
皆さんのリュック選びの一助となれば幸いです。