土曜日(1月9日)、大阪の長居にあるキンチョウスタジアムへラグビー観戦に行きました。
対戦カードは、
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス VS ヤマハ発動機ジュビロ
ヤマハ発動機ジュビロといえばラグビーW杯で一躍脚光を浴びたスター、五郎丸 歩選手が所属するチームです。
私自身ラグビーを生で観戦するのは2回目となります。
この日は天気も良く、比較的暖かかったのでラグビー観戦日和でした。
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この日は五郎丸効果か、長居のキンチョウスタジアムには多くの観客が集まっていました。
ラグビーのルールについて
ラグビーの試合は前半・後半40分づつで、ハーフタイムが10分。
ラグビーの競技人数は1チーム15人と、サッカーの9人と比べると人数は多いです。
グランドには両チーム合わせて30人がひしめき合うため、そうやすやすと走り抜けてトライする場面はありません。
タックルや揉み合い、またペナルティによるスクラム等でじりじりと敵陣にプレッシャーをかけていきます。
ルールを全く知らないと、何でプレーが中断したのかや、スクラムを組むことになったのか分かりませんが、会場のアナウンスでペナルティの種類や解説が入っていました。
私自身、ラグビーのルールをよく理解していなかったので以下にまとめました。
ラグビーの得点の種類
ラグビーで得点する手段と得点は以下とおりです。
- トライ 5点
- トライ後のゴールキック(コンバージョンゴール) 2点
- ペナルティゴール 2点
- ドロップゴール 3点
トライしてゴールキックを決めると合計7点追加となります。
ドロップゴールとは、プレイ中、地面にバウンドさせたボールでゴールを決めることです。
ペナルティ
ラグビーでボールを敵陣側(前方)に運ぶには基本的には以下の方法しか認められません。
- ボールを手で持って走る
- 足でキックして前に転が
上記の方法以外でボールを前方に運ぶことは以下のようなペナルティとなります。
- ノックオン
- スローフォワード
『ノックオン』は、ボールを持ったプレーヤーが前にボールを落としてしまったり、パスを取り損ねて前に落とす等、体から何らかの形でボールを前に落としてしまうことです。
『スローフォワード』は、ボールを前方へ投げてしまうことです。
いずれのペナルティもプレイが中断し、スクラムとなります。
この他、
相手からタックルを受けてボールを離さなかった場合のペナルティ『ノットリリースザボール』
ボールの上に体を相手側へ覆いかぶさる『オーバーザトップ』などがあります。
ラグビーは基本、立ってボールを奪い合う競技なので、タックルされて倒れた選手がボールを離さない(ノットリリースザボール)、またタックルを仕掛けて倒れた選手が直ぐに立ち上がらず邪魔になる(ノットロールアウェイ)、地面のボールが相手サイドに行かないようにボールに覆いかぶさる(オーバーザトップ)、等の行為はプレイを妨げるペナルティとして、相手側にペナルティキックが与えられます。
セットプレー
ラグビーのセットプレーといえばスクラムがあります。
これは、ノックオンやスローフォワード等のペナルティがあった場合に行われます。
各チームのフォワードが8人づつスクラムを組み、スクラムの真ん中にペナルティをしていない側のチームの選手がボールを入れ込みます。
スクラムした選手がこのボールを足で後ろにかき出して、最後方の選手がボールを取り出すことでプレーが再開します。
また、ラインアウトというセットプレーがあります。
サッカーのスローインのように、タッチラインからボールが出た場合にその出たライン上からボールを投げ込みます。
ただ、サッカーと違うのは、タッチラインと垂直に並んだ両チーム選手の間にボールをスローインしなければなりません。
両チームの選手が高い位置でボールを受け取れるよう、選手を抱え上げるシーンがありますよね。
この時、真ん中に投げなければ『ノットストレート』というペナルティとなり、相手側のボールのスクラムになります。
この位のルールを知っていれば、ラグビーで今何をやっているか、何でそうなったかは把握できます。
こちらのサイトで分かりやすく解説されていました。
ラグビー入門(朝日デジタル)
生で五郎丸ポーズが見れた!
前半はトライとゴールキックの7点でシャイニングアークスが先制。
その後、両チーム得点できないまま前半終了時間となる頃、急に大きなフォーンが鳴り出しました。
これは、あとワンプレーが終わったら前半終了という合図となります。
そんな中、ヤマハ発動機がトライを決めました。
遂に生の五郎丸ポーズが見れました。
遠くて小さいですが。。
五郎丸が見事ゴールを決めました。
ゴールキック・ペナルティキック合わせて、五郎丸は6本のキックをしましたが、この日は調子が悪かったのか3本外して成功率は50%でした。
試合は、4トライ・3ゴールキックを決めたヤマハ発動機ジュビロが26対7でNTTコミュニケーションズシャイニングアークスに勝ちました。
ラグビーは大男がぶつかり合う激しいスポーツで、生ならではの迫力がありました。
また試合日程などをチェックして観戦に行きたいです。
こちらのページで試合日程等がチェックできます。
ジャパンラグビートップリーグHP