短くしか書けない人の文章術
表紙にはまた、
「作文、リポート、報告書、ブログ、どんな文書も簡単に書ける!」
「次の一文が思い浮かばない。思い通りに書き進められない。
そもそも何を書いていいのかわからない。」
と本書の目的、対象読者が書かれています。
私もこのようなブログや仕事などで文章を書くことがあり、参考にしたと思い読むことにしました。
5W1HのWhyに焦点をあてる
キャッチコピーにもありますが、文章を如何に膨らませて内容のあるものにするための視点・技法がこの本では具体例を挙げながら説明されています。
文書を続けれるためには、5W1H(when,where,who,what,how)のなかで「Why」の要素を書いていくことが必要と書かれています。
例えば私がこの本を読んだことを書くとき、
「私はシルバーウィーク中の深夜にアマゾンで注文した電子書籍を一冊読んだ。面白かった」
といったように、whyを除く要素は誰でも織り込んで文書を書くことができるが、文書は短く広がりが無いものとなります。
これにwhyの要素を入れると文書に広がりがでるということです。
上記のような視点や細部の観察、描写等々の技法により例文を改善していく形式で本書は構成されています。
読んでみると当たり前のことのように感じるものもあるかもしれませんが、文書を書く上のスキルとして改めて意識的に実践したいと思いました。
なぜ本書を購入したのか
私がなぜ本書を購入したのかというと、上に書きました本書のキャッチコピーに私自身があてはまっていたからです。
日記を書くにときも、いつ・どこで・何をしたかまでは書けますがそれ以上膨らみをもたせることが苦手だったので、参考になればと思い購入しました。
私は現在、紙でしか出版されていない本以外は基本、kindleの電子書籍版を購入してiPad Air2で読むスタイルです。
kindleは深夜に何か本を読みたいと思ったら、このように直ぐに購入して読むことができるので大変便利ですね。
現在40冊ほどがクラウド上、またiPad端末に入っていますが、狭い社宅暮らしの身には本の場所もとらずに重宝しています。