私はAmazonのプライムビデオで面白そうな韓国映画を探してはよく観ています。
私が好きな韓国映画のジャンルとしては、バイオレンス色の強いモノが多めとなっており、好き嫌いが大きく別れると思います。
そんな私がこれまで観てきた韓国映画の中で是非お勧めしたい作品を5つ紹介致します。
ドンぱち、流血シーン多めと刺激的な作品も多く含まれます。
(プライムビデオで既に無料視聴が終了している場合もあります)
目次
『アシュラ』 アウトレイジな傑作!
このアシュラは流血、暴力が苦手な方は観ないでください。
政治、金、権力欲、腐敗、暴力、権謀、流血、葛藤、などなど、様々な要素が悪徳市長とその悪行を暴きたい検察、またその間で利用される警察といった構図の中に盛り込まれています。
ただ、この映画のはストーリーも面白いのですが、その舞台装置の中で繰り広げられる流血を伴うバイオレンスシーンが醍醐味となります。
特に、この映画のあらゆる葛藤の帰結となるラストシーンにて繰り広げられる、バイオレンスさには圧巻されました。
この手の映画好きな方には是非お勧めしたい映画です。
この映画で悪徳市長を演じるファン・ジョンミンは私の好きな韓国俳優で、この後紹介する映画にも登場します。
- 監督:キム・ソンス
- 出演:チョ・ウソン、ファン・ジョンンミン 等
- 公開:2016年(韓国)
『新しき世界』 韓国ノワールの傑作!!
こちらもアシュラ同様、強くお勧めする韓国映画です。
まず、キャストも豪華な面々となっています。
シュリやオールドボーイ等でも有名な韓国を代表する俳優、チェ・ミンシク、
アシュラ等にも出演のファン・ジョンミン、主演はイ・ジョンジェとなります。
この映画もバイオレンスシーン満載なため、韓国での上映時は19歳未満観覧不可の映画でありながら、観客動員数468万人を記録したヒット映画です。
ハリウッドもリメイク権を購入した映画のようです。
こちらの映画も冒頭からアウトレイジ感満載となり、ストーリーにもグイグイ惹きつけられます。
こちらもアシュラ同様、そのラストでそれまでの葛藤から一気にカタルシスへと持っていかれる映画です。
この映画では主役級の三人の他にも、これまで観てきた韓国映画の中で登場していた俳優が出演していたので、俳優の名前と顔を一致させたいと思い、iPadProのGoognotesというノートアプリで簡単に俳優をまとめました。
この映画で存在感を示したファン・ジョンミンの他の出演作品を観るきっかけともなりました。
アシュラも本作品ももう一回観たくなる映画です。
- 監督:パク・フンジョン
- 出演:イ・ジョンジェ、ファン・ジョンンミン、チェ・ミンシク 等
- 公開:2013年(韓国)
こちらは、プライム・ビデオにある作品ですが、有料となります。
30日間の視聴期間で399円です。
こちらも俳優のファン・ジョンミン繋がりで探した作品です。
映画の舞台は1990年代、北朝鮮の核開発をめぐり南北間の緊張が高まる中、北の核開発の実態を探るべく、北へ潜入して工作を図るスパイを、ファン・ジョンミンが主役として演じています。
本作品は1990年代にあった工作の実話を元にされているようです。
この映画は先に紹介した2作品とは異なり、激しいアクションはありませんが、会話内容、その舞台装置の中で静かに繰り広げられる心理戦が見所となります。
北朝鮮を欺くスパイ活動における、正体がバレるかバレないかの緊張感もまた映画に引き込まれます。
工作の末、時の総書記である金正日への面会シーンもあり、金正日やその周りの雰囲気もどこまでが忠実なものか分かりませんが、その緊張感溢れるシーンは興味深く観ることができました。
北朝鮮側の対外交渉役を演じるイ・ソンミンも良い味を出しております。
ラストシーンも良い後味の映画で、レンタル代を払っても観て欲しい映画です。
- 監督:ユン・ジョンビン
- 出演:ファン・ジョンンミン、イ・ソンミン 等
- 公開:2018年(韓国)
『国際市場で逢いましょう』 韓国的三丁目の夕日
こちらもファン・ジョンミン主演の韓国映画です。
上記3作品とは雰囲気の異なるヒューマンドラマです。
韓国で上映後、1,400万人の観客動員(2019年時点で韓国歴代4位)を記録したヒット作品です。
戦争で生き別れた父と妹との再開のドラマを軸に、主人公の幼少期から晩年までのドラマで、実に多様な要素が折り込まれている見応えの作品です。
主演のファン・ジョンミンの幼なじみを演じるのが、オ・ダルスという韓国俳優ですが、この俳優も韓国映画ではよく見かける名バイプレーヤで、本作品でも良い味を出しており、私の好きな俳優です。
私の好きな韓国映画、オールドボーイでも独特の存在感を出しています。
- 監督:ユン・ジェギュン
- 出演:ファン・ジョンンミン、オ・ダルス 等
- 公開:2014年(韓国)
『オールド・ボーイ』 韓国映画へハマったキッカケ!
私が韓国映画をよく観るようになったのは、このオールド・ボーイがキッカケでした。
それまで、韓国映画はぺ・ヨンジュン等に代表されるイメージが強くて、あまり観る機会もありませんでした。
本作品を観たキッカケを覚えておりませんが、観た後の感想は、凄い映画を観たな、と韓国映画への認識が変わった作品でした。
本作品は、第57回のカンヌ国際映画祭で審査員特別グランプリを受賞した映画です。
審査委員長のクエンティン・タランティーノが、パルムドールを授与したかったと絶賛したようです。
本作品はスパイク・リー監督により、アメリカ映画としてリメイクもされています。
そもそもの原作は、土屋ガロンの「ルーズ戦記オールドボーイ」という漫画アクションで連載されていた漫画となります。
オールド・ボーイは、本作品の監督であるパク・チャヌクの復讐三部作の第2作品目となり、1作品目は「復讐者に憐みを」、3作品目は「親切なクムジャさん」です。
「親切なクムジャさん」もプライムビデオにあり、韓国映画で面白そうなものを探しては観出し始めました。(現在はプライムビデオからは無くなってます)
オールドボーイもバイオレンス的なシーンが多々ありますので、観られる方を選ぶ映画かもしれませんが、興味のある方には強くお勧めできる映画と思います。
主演のチェ・ミンシクもまた素晴らしい名優です。
シュリにも出演している俳優で、チェ・ミンシク繋がりで次に観る韓国映画を探したりしてました。
親切なクムジャさん、悪魔を見た、新しき世界、などの作品をプライムビデオを通じて観賞しました。
たまに本作品を見返したりしています。
興味のある方はプライムビデオで是非ご覧ください!
- 監督:パク・チャヌク
- 出演:チェ・ミンシク、ユ・ジテ、オ・ダルス 等
- 公開:2003年(韓国)
まとめ アウトレイジな韓国映画
韓国映画の紹介でしたが、ファン・ジョンミン色が大きく出ました。
韓国映画に興味のある方は、まずはファン・ジョンミンやチェ・ミンシクあたりの俳優で映画を調べて観ると良いのかと思います。
私がこれまで観てきた韓国映画は、アウトレイジ要素の強いもの、復讐ものに偏っているかもしれません。
また、韓国映画の要素として復讐にかけるエネルギーが強烈な印象です。
私の勝手な印象ですが、韓国人の特質が現れているのかもしれません。
これからもプライムビデオやNetflixで面白そうな韓国映画を探していきます。
また何かお勧め映画があれば紹介させて頂きます!
まだプライム会員になってない方は是非プライム会員になって、上記映画を観てください!