本物のカジノへ行こう!を読んでカジノに行こう!

カジノへ行こう!

リオ五輪への出場が見送られた男子バドミントンの裏カジノ問題で、
本日、所属するNTT東日本としての処分が発表されました。

桃田選手をカジノへ誘った主導的立場であった田児社員としては解雇、
桃田社員としては30日の出勤停止です。

私の第一印象としては解雇とは重い処分だと感じましたが、
他選手への主導的立場、常習性、社会的なインパクトという点で致し方なしなのでしょう。

そんな騒動があった先週から私といえば、月末に迫るゴールデンウィークに向け、次のカジノ行きをどうしようかあれこれ考えておりました。

田児・桃田選手もカジノが好きだという点では私と変わらないのですが、違法カジノは裏社会への資金流入、法治国家である日本のルールからの逸脱等という点でこれだけ社会的な制裁を受けるのですね。

いっその事、早くカジノが日本でも合法的に設置されれば思います。

そんな中、週末に読んだ本が、松井政就著の

「本物のカジノへ行こう!」

でした。

ギャンブル大国日本?!

本書の著者である松井政就氏は、元ソニーの社員であり、20代の社員時代から海外各地のカジノを巡っていた人物で、日本での合法カジノ設置には賛成の立場です。

本書では、これまでの日本版カジノ設置に関する動向、設置に向けた問題、課題が世界各国のカジノを見てきた視点で記されています。

本書の中で取り上げられていた興味深いデータがありました。
世界の各地域におけるカジノの年間収益です。

ラスベガスを有するアメリカが約7.6兆円
私も行ったマカオが約5.4兆円
日本のパチンコが約3.6兆円(売上だと約24兆円)

日本はパチンコの収益だけでアメリカのカジノの約半分もあるギャンブル大国の様相です。
ラスベガスやマカオは海外からの観光客からの収益もあるのでしょうが、おそらく日本のパチンコはほとんど日本人からの収益なのでしょう。

これだけ見ても、日本へのカジノ設置反対派の一主張であるギャンブル依存者の増加懸念は今更感があります。
しかも日本にカジノを設置するといっても東京、大阪、九州等のあるエリアに限定される一方、パチンコは日本全国津々浦々にあり、主婦・学生も気軽に立ち寄れるといった状況です。

合法カジノが出来ればすぐさま違法カジノが無くなるという訳ではないでしょうが、IR型のカジノ設置による雇用創出、海外観光客からの外資獲得などのメリットを考えると、私などはカジノを反対する理由が見あたりません。
(そもそも、ギャンブルが嫌いでパチンコ・競馬もやらない人からすれば、またギャンブルの手段が増えることへの抵抗があるのかもしれませんが。)

ギャンブル好きにはパチンコよりカジノ?!

カジノのルーレット、バカラにしても日本のパチンコにおいてもギャンブルの主催者側、いわゆる胴元の利益は客から受ける手数料、いわゆるテラ銭だ。
個々の客毎での勝ち負けのバラツキはあっても、最終的に店側の安定的な利益の源はテラ銭であるため、テレ銭の設定が低ければ店側は客に長く滞在してもらい、より多くプレイをしてもらう必要が出てきます。

テラ銭が取られる率が控除率となり、

パチンコでは約8%〜15%
バカラでは約1.3%

程度のようです。

控除率から見ると、バカラの方が主催者側にとっては薄利多売、プレイヤーにとっては一発勝負さえしなければ比較的長く遊べることとなります。

パチンコだと釘の調整、パチスロだと設定などでこの控除率も大きく変動します。
しかも、パチンコは1玉4円で玉を買った時点で、等価交換のお店以外はその換金価値は1玉3円代と目減りしてしまいます。

ちなみに控除率では、公営競馬で約25%、宝くじにいたっては約55%と、胴元が半分以上のお金を持っていった後の残り前を購入者で奪い合うこととなります。

ギャンブルそのものが好きな人にはカジノの方が考えながら長く勝負を楽しむことが出来るといえます。

私はカジノはその非日常を味わうという観点から、海外でやるものだと思ってましたが、下手にパチンコでやられるよりは日本のカジノで遊びたいと思ってきました。

本物のカジノへ向けて

カジノというと、ラスベガス、マカオ、韓国等が思いつきますが、本書では世界各地のカジノを巡った著者により、東欧、西欧等の各国のカジノも紹介されており、私もいつかは旅行がてら巡ってみたいところです。

また本書の最終章では、著者が考えるカジノで勝つための法則も紹介されており、今後のカジノでの勝負の参考にしたいと思いました。

まだ、ゴールデンウィークにマカオのカジノへ行こうか迷い中です。
頭の中は大分カジノに占有されており、アマゾンのプライムビデオで「カジノ」で映画検索をしました。

主演ロバート・デニーロ、監督マーティン・スコセッシの「カジノ」という映画があり、プライム会員であれば無料で見れます。
2時間58分と長い映画ですが、これがまた面白かった。
自分の中では久々のヒット!

もう少しカジノに行こうか迷うことになりそうです。。

関連記事:日本人プロギャンブラーの森巣博さんの著書を読みました。

カジノに興味がある人は必読!「賭けるゆえに我あり」(森巣博)を読む

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